これもアメリカの話ですが、経験した人なら笑っちゃうくらい120%同意してくれるのが
『とにかく寒い』
え?それだけ?って思うでしょ?
違う!違う!その寒さのレベルが半端ないのよ!わかるでしょ?アメリカですよ?なんでも予想を軽く超えてくるアメリカですよ(笑)
バカなの?ねぇねぇ?なんでこんなに寒いの?ってくらい
経験したことない人は予想の20倍寒いです!!それが偉大なるアメリカです
それがわかってないルーキー時代 最初の遠征 凍死するかと思いました。2,3時間の遠征じゃないですからね
バスで15時間とかです 寒すぎて眠れない 眠れないを通り越して
「あ!これが目を瞑ったら死ぬぞ!」ってやつなのか?と思う位の極寒です
だから次からの遠征は、外は灼熱ですよ!でも長袖・長ズボンにパーカーとジャケット着込んで快適に過ごせました。軽いキャンプレベルの着込みが真夏に必要です。
寒さがなくなったからと言って、快適にはまだまだです
これも経験者ならわかるけど、試合後シャワーを浴びて、軽食を取ってひと段落して夜中12時や深夜1時に出発して15時間ドライブで遠征先のホテルに着いて、シャワー浴びて軽食とって、18時から試合開始みたいな事もあります。まぁこれはシーズン中は当たり前と言ったら当たり前なので良いんですが。。。
遠征バスの中では、映画が流れていたりしていますが、英語が母国語でない選手も多いのと、シーズン中は連戦になるので、気分転換が中々出来ない状況の時もシーズン中はあります。
そんな時に突如深夜3時に大爆音サルサが流れます。
まぁこれはチームによっても差はありますが、たま~にの時もあれば、毎週の様に南米に来ちまったよ・・・と思うときもあります(笑)
これは南米コロンビアのウィンターリ―グの時です。信号とかで止まると右の写真のように全然知らない子が「お菓子買ってくれ!」とか言って乗り込んでくる。しかも次の信号で止まるまで一緒に(笑)
遠征のバスの中も面白い思い出が沢山あります。バスの中では、お酒を飲む事もあります。僕はどちらかと言うと、ドミニカンとかに混ざってどんちゃんやってました(笑)
31歳の誕生日はカナダからアメリカへ遠征中の飛行機機内で迎えた!乗った時に客室乗務員さんに自分から今日が31歳の誕生日なんだ!ってアピールしました。絶対に機内アナウンスしてくれると思ったので!ちゃんと期待通りに言ってくれました(笑)
日本の遠征バスは映画館?ってくらいに静かだし、4時間?長くて6時間とか8時間ですかね?
15時間とか18時間のバス遠征を入れながらの5人ローテーションで中4日、28連戦とかをやるわけですよ・・・。バスで長時間かけて、着いて2時間、3時間後に試合。その日はメンバーを休ませて、2番手、3番手の野手メインの時に先発
キツいですけど、そういう時に勝てればチャンスなんです!
文句なんて言ってられる立場ではないですからね!そんな1年目、2年目のシーズンでしたね。
2005年にはトレードで他のリーグに行き、もっと過酷なシーズンを経験するのですが・・・